あおり運転が社会問題に

前を走る車に対し、車間距離を詰めて異常接近したり、追い回して進路を譲るように強要したり、ハービームパッシングやクラクションを鳴らし、幅寄せや前方への割り込みを繰り返すなどして、相手を威嚇したり嫌がらせをする行為が「あおり運転」です。あおり運転が原因で死亡などの人身事故を起こした場合は、危険運転致死傷罪で処罰されるのが一般的です。これは、通常の過失運転致死傷罪に比べると何倍も思い刑罰が適用され、死亡事故だと裁判員裁判の対象とされる重大犯罪です。

祇園暴走事故で両親と勤務先に賠償命令

平成24年4月12日、観光客で賑わう京都の祇園で、軽ワゴン車の暴走によって通行人19名が死傷し、運転していた男性(当時30歳)も死亡する事故が起きました。後で、この男性にはてんかんの持病があったことが分かりました。2014年2月4日京都地方裁判所は、この事故での初の判決を言い渡し、運転していた男性の両親と勤務先に計5200万円の支払いを命じました。訴えていたのは、事故で亡くなった女性の遺族です。